ブログ:犬も歩けば 2011年7月
2011年
7月
31日
日
798 白内障のひみつ
犬も歩けば798 白内障のひみつ
NPOニューロクリアティブ研究会(多根伸彦理事長 品川区)。
メガネの三城の創業者が創設し、「脳と創造性」をテーマとしています。
http://www.neurocreative.org/ja/
セミナーに参加しました。
- テーマ 創造する脳~「みる」という豊かな世界を観る
- 講演 1.「白内障の変遷」 三井記念病院 眼科部長 赤星隆幸
2.「モノを見る脳の仕組み~物体像の脳内表現」
理化学研究所 シニアチームリーダー 谷藤 学
赤星先生の講演、感動しました。
以下、抜粋します。
- 白内障手術の歴史は、今から6000年前に遡る。
- 除去した水晶体の代わりに、眼内レンズが初めて移植されたのは1949年。
- 発明したリドレーは長く批判されたが、2000年にサーの称号をえた。
- プレチョップ法により、2ミリ以下の傷口からの超音波手術が容易になった。
- 多焦点眼内レンズを用いると、遠視、近視、乱視、老眼を治せる。
- 多焦点眼内レンズは、(生活を楽しむ)南米で普及している。
画期的な技術のようです。
体験者の50代の女性、「十代の感覚が戻った」と述べていました。
ところで、このセミナーは、岡山市でも同時受講していました。
「白内障のひみつ」は、赤星先生の最新の著作名です。
(朝日出版社 1200円+税)
7.31 八雲の会 三島
2011年
7月
29日
金
797 はじまり瓦版
犬も歩けば797 はじまり瓦版
「古事記1300年事業」に関連する情報です。
1. はじまり瓦版
本事業のプロデューサーは、放送作家の小山薫堂氏です。
小山薫堂氏: ・熊本県天草市出身
・1964年6月生まれ
・映画「おくりびと」脚本
テーマは、「はじまりが、はじまる。」
はじまりの場所「しまね」で新しい物語をはじめませんか? と呼びかけます。
島根にははじまり(初、元、源)がたくさんありますね。
「しまねはじまり通り」サイトを立ち上げました。(7.25)
「はじまり瓦版」で、最新情報を知らせています。
http://www.shimane-hajimaru.jp/index.html
2. 神田明神(千代田区)
神田明神の主祭神は、出雲大社と同じオオクニヌシです。
門を入りますと、拝殿に向かって左手に、物販と休憩のできる部屋があります。
「古事記1300年事業」のチラシを常備できることになりました。
3. 大国魂神社(府中市)
ここの祭神もオオクニヌシです。
オオクニヌシが一夜の宿を求めたいわれを伝える「野口仮屋」なる神事、いまも続いています。
いまの野口市長は後裔だそうです。
7.29 三島 八雲の会
2011年
7月
21日
木
796 雨の日の松江
犬も歩けば796 雨の日の松江
夕陽を売りとする松江市で、雨の日を楽しみ、演出する動きが始まっています。
詳しくは、松江商工会議所報(2011.7)掲載、久保里砂子さんの文章をお読みください。
久保里砂子さん: ・弘前市出身
・松江市中心地活性化協議会
タウンマネージャー
139回八雲の会(2004.3)で、久保さんのお話を伺っています。
イング総合計画・斉藤社長の紹介でした。
当時の仕事場は早稲田商店街事務局。
お話のテーマは「ネットワークしましょう!」でした。
記録を見ますと、
「松江市は数度行ったことがある、よその町と違う豊かさのある町」、
とおっしゃっています。
その後、あこがれの地、松江市に活動拠点を移されました。
所報のタイトルに「発見!!」とあります。
発見は英語ではディスカバー。
つまりカバーをとって見つけた「前からあったもの、こと」が発見です。
夕陽の陰に隠れていた「雨の日の松江の魅力」を発見した人たちの活動に注目します。
文中にあるノグチアキラさんが作詞作曲した「水の都に雨が降る」。
いい歌です。
7.21 三島律夫 八雲の会
2011年
7月
19日
火
795 資生堂と出雲
犬も歩けば795 資生堂と出雲
遣島使の間で、資生堂と出雲(椿)に関する情報が行き来しています。
資生堂のある銀座・花椿通りは、昭和30年代まで出雲町、出雲通りでした。
江戸開府以来の歴史があります。
1. 松竹の三木サトル氏
資生堂の花椿のルーツは出雲椿にある。
http://www.shiseido.co.jp/corp/csr/social/contribute06.html
出雲椿でシャンプー「TSUBAKI」を作るのはいかが。
島根のブランドイメージがアップするのではないか。
2. 獣医の佐草一優氏。
八重垣神社(松江市)の出身。
http://www.shinbutsu.jp/45.html
花椿の元は八重垣神社の「連理の玉椿」と祖父から聞いている。
遷宮に際しては多額の寄付を受けていた。
残念ながら、伝わっていない。
3. 八雲の会 三島
125回(2002.9)例会で、資生堂の役員だった有田英世氏の
お話を聞いている。
テーマは「銀座で出雲祭りを考える」。
「世界のファッションブランドという横軸(並木通り)に、日本の伝統
=和によるたて軸(花椿通り)を作りたい。古代から栄えた島根(出雲)
にはシーズがある。」と。
4. ㈱SDSの野崎史湖さん
有田さんには可愛がってもらった。
著書「口八丁、手八丁、心八丁 ときめきの人生」を18冊、希望者に
贈呈したい。(すでに終了)
文中には、資生堂が屋上に出雲大社を奉っているなどの記載がある。
7.18 三島 八雲の会
2011年
7月
12日
火
794 島根県雲南市
「雲南市東京ふるさと会」に出席しました。 私は雲南市出身ではないのですが、速水市長が高校の同期ということもあって、出席するようにしています。同市には、ガイナのメーカー、日進産業(石子社長)の島根工場があります。ことしのふるさと会で感じたこと、二つあります。
1.古事記1300年事業
島根県が始めている「古事記1300年事業」。雲南市は、これをフォローの風と受け止めています。市長は「雲南市のための事業でないか」とも述べていました。 このような言葉には根拠があります。観光資源は「ヤマタノオロチ神話」です。市内にはゆかりの地がいっぱいあります。観光の体制も、商品もすでに準備ができています。
体制: 吉田ふるさと村 3種旅行業
商品: 「ヤマタノオロチ伝承地巡り」ほか
市の願いを、どう広く伝えるかが、ふるさと会の課題だろうと思います。
2.福島県石川町
多くのあいさつが、大震災にふれていました。びっくりしたのですが、福島県石川町から加納武夫町長がおみえでした。加納町長は、雲南市大東町出身です!
http://www.town.ishikawa.fukushima.jp/
ユーモアいっぱいのあいさつでした。
・人口1.7万人。 大東町と似ている。
- 福島原発から60kほど。
- 放射能の値は松江市より低い!
- 遊びにきていただきたい。
経営者出身で、よきリーダーと見受けました。
7.10 八雲の会 三島
2011年
7月
07日
木
793 古代食
「古事記1300年事業」に関連します。
この事業は観光が目的で、「宿泊」、「飲食」、「お土産」などは、重要な要素です。
斐川町、湯の川温泉「松園」の主人・北脇さんからハガキが届きました。
蓮の花の時期に、温泉と「古代食」をどうぞという案内です。
http://www.shouen.jp
だいぶ前になりますが、「古代食」をいただいたことがあります。
たいへん印象深く、驚いた記憶がいまもよみがえります。
- 品数の豊富さ
- 天然の材料 魚介、熊、鹿、鳥など
- 塩も自家製!
「古代食」の特長は、「天然の材料」にあります。
味付けは、現代人の口にあわせてあり、美味しくなっています。
北脇さんのこだわりは、古代の住居を復元するなど並ではありません。
ところで松江市八雲町で、「イノシシの食材化事業」が始まっています。
八雲の会では、昨春、とりよせて「食べる会」をやりました。
イノシシも立派な「古代食」です。
「古事記1300年事業」と関連付けてもおかしくないと考えます。
「古事記など関係ない」と思っている人たち、振り向くのではないでしょうか。
イノシシや鹿の被害は、全国各地にある、深刻な問題です。
7.7 三島律夫 八雲の会
2011年
7月
02日
土
792 古事記の話題
島根県は昨年から「古事記1300年事業」を始めています。(〜2013年)
古事記、神話に関する動きを拾ってみました。
1.教科書に神話
ことしの小学校低学年の国語の教科書に「因幡の白兎」などの神話が取り上げ
られています。
画期的なことだと思います。 山陰に光を!
http://shasetsu.ps.land.to/index.cgi/event/283/
2.オペラ「古事記」
今秋、黛敏郎のオペラ「古事記」が上演予定です。
ただし言葉はドイツ語(字幕付き)です。
- 11月20日、 23日
- 東京文化会館(上野)
http://www.t-bunka.jp/50th/anniversary4.html
3.「ぼおるぺん古事記」
5月から、こうの史代さん(広島大学理学部中退)の「ぼおるぺん古事記」
連載が始まっています。
文芸春秋7月号の随筆欄に、筆者が、オオクニヌシの足跡をたどった旅行記を
書いています。
http://b.hatena.ne.jp/articles/201105/4234
4.デハニ50形車内古事記朗読会
島根県内で始まっています。
- 5月〜11月 毎月第2・3土曜日
- 一畑電車 出雲大社前駅 デハニ50形車両内
- 10:45〜11:15(30分間)
http://www.ichibata.co.jp/railway/topics/2011/05/post-50.html
7.2 八雲の会 三島