ブログ:犬も歩けば 2011年8月
2011年
8月
31日
水
806 美装紙―2
犬も歩けば806 美装紙―2
「美装紙」は、ふしみ和紙アート研究所(安来市)が販売しています。
島根産ゼオライトとトルマリンが漉き込まれ、皮膚に効果があります。
発売開始から10年が経ちます。
この間、主に肌トラブルを抱えた方々の口コミで広まってきました。
水に濡らして使います。
洗濯できず水には弱いと思っていましたが、思い込みでした。
使ってみて、水に強いのに驚きます。
考案者である野﨑ふしみさんの、水に濡らす発見に敬意を表します。
男性用にも用途がありそうです。
用途: ・ひげそりのあと
・腋の下
・耳のうしろ
美装紙の材料は、外谷製紙(松江市)の「ゼオライト和紙」です。
十数年前になりますが、先代の外谷社長は、アトピーの子供さん用に広めようとしていたこと思い出しました。
お孫さんが悩まされていたからです。
美装紙は女性や子供用と思い込んでいましたが、間違いでした。
皮膚のケア用として、多様な使い方がありそうです。
8.30 三島
2011年
8月
26日
金
805 獣医、佐草一優さん
犬も歩けば805 獣医、佐草一優さん
松江市出身、獣医の佐草一優さんを訪ねました。
以前、八雲の会の講師をお願いしたことがあります。
町田市の動物病院だけでなく、世界の絶滅種の動物保護など、多方面の活躍をなさっています。
●NPOジャパンワイルドライフセンター
インターFMラジオでは、速見優さんとペット相談の番組をおもちです。
ペットを飼っているかた、ご存知でしょうか。
●ペットなんでも情報局
http://www.interfm.co.jp/petjam/blog/
ペット関連の事業アドバイス、通販・情報サイト運営、商品開発などのビジネスは、
●ワールドオンライン㈱
ところで佐草さんは、八重垣神社(松江市)のいまの宮司の従弟です。
神社のとなりにある店「八重」のオーナーでもあります。
八重では、十数年前から、地図の制作・配布、貸し自転車などの旅行客むけのサービス事業をしてきました。
●(有)我夢プロダクション 神話路プロジェクト事業部
島根県が始めている「古事記1300年事業」には、佐草さんも大いに関心がおありです。
近日中に、打合せの場をもとうということにしました。
8.26 三島 八雲の会
2011年
8月
24日
水
804 寺澤横浜銀行頭取
犬も歩けば804 寺澤横浜銀行頭取
日本宇宙フォーラム・JSF、間宮理事長に同行して、就任して間がない寺澤横浜銀行頭取を訪問してきました。
理事長の目的は、昨年JSFと横浜銀行(ほかに合銀など)で結んだ協定のリマインドにあります。
私の関心は、ひたすら「ガイナ」にありました。
頭取がガイナをすでにご存知で、しきりに「面白い」とつぶやいていたのは、嬉しい驚きでした。
面白いという理由はいくつかあります。
- ロケットの技術を移転していること。革新性が興味深い。
- ガイナが出雲弁であること。頭取は島根県益田市の生れですが、松江
の育ちなので石見弁も出雲弁もわかると得意気でした。
- 電力節減といういまの要請にマッチしていること。
- 主用途が住宅と、だれにも関係があること。
JSF作成資料から、島根県に関わる情報をピックアップしてみます。
1. ガイナ販売状況
-
島根大学病院 2009.7~ 病院内装に採用。
-
県立横田高校 2009.7 校舎塗装用。
2. はやぶさ展示 松江市役所 10.1~(予定)
3. 連携科学館 奥出雲多根自然博物館、出雲科学館、日原天文台
4. 合銀との協定 連携促進
5. 奥出雲多根自然博物館リニューアル 今年4.29オープン
8.24 八雲の会 三島
2011年
8月
21日
日
803 船長が語る「海と船」
犬も歩けば803 船長が語る「海と船」
練馬区で開催の講演会「船長が語る 海と船」に出席しました。
主催は社団法人日本船長協会。
講師の小島会長、長谷川常務理事のおふたりは船長(川汽、MO)です。
聴講者はほとんどがシニアでした。
小島会長は、「パイロット試験に落ちた、台湾沖の台風ではダメかと思った」など、率直なお話ぶりが好評でした。
ホットな話題は海賊です。
400人ほどが人質になっているそうで、ほとんどが外国人です。
身代金の要求はエスカレートしていて、5~10億円。
体制を強化していますが、まだ不十分、外国に迷惑をかけている情けない状態です。
日本の若者に海運業に就職して欲しいという願望があります。
「悪くない仕事だ」と繰り返しておいででした。
日本の海運業: ・貿易量の99%は船で運んでいる。
・長期の休暇があり、高収入。
・ネットの環境が整っていて、淋しくない。
終了後、名刺交換のうえ、お話をできました。
日進産業のガイナが、自動車専用船に採用されていること、伝えました。
(HPからテレビ番組「賢者の選択」をご覧になってください。)
http://www.nissin-sangyo.jp/top.php
この講演会、主には子供たち向けで、日本の各地で実施しています。
まだ実施してない県、島根、鳥取など数県あるそうです。
8.22 三島
2011年
8月
17日
水
802 美装紙
野﨑史湖(しこ)さんから「美装紙」の販路開拓の相談を受けました。
史湖さんは「美装紙」を考案、発売している「ふしみ和紙アート研究所 安来市」の野﨑ふしみさんの長女です。
東京で販売支援をなさっています。
美装紙は、外谷製紙(松江市)の「ゼオライト和紙」を材料とする、保湿効果のあるスキンケア商品です。
女性向けが主ですが、赤ちゃんから高齢者まで使われています。
発売以来10年になり、リピーター需要が9割。
ゼオライト和紙には、島根産ゼオライトとトルマリンを漉き込んでいます。比重の重い鉱物を、均一に分散させるのが外谷製紙のノウハウです。
ゼオライトは多孔質で、消臭・イオン交換・吸着などの機能があります。
福島原発ではセシウムの吸着に使われています。
開発の狙いは消臭機能のあるシーツで、ターゲットは高齢者施設でした。
いまや「トルン・シーツ」の名で、家庭用として定着しています。
夏は汗を吸着し、冬には暖かい優れもので、私も愛用しています。
ゼオライト和紙の信用を高めたのは、エーザイによる動物用の絆創膏
「クリニバン」の開発でした。
保湿性が、切り傷の治癒を促進する効果をもたらします。
開発者の田中さんは、ただいま母校の帯広畜産大学に勤務なさっています。
さて「美装紙」ですが、江角マキコさん(出雲市出身)も使っているそうです! ですが、まだまだ知られていません。
詳しくは別紙をご覧になってください。
使ってみたいかたなど、問合せを歓迎します。
8.17 八雲の会 三島律夫
2011年
8月
11日
木
801 小泉八雲
犬も歩けば801 小泉八雲
小泉八雲の直系は一雄、時、そしていまの凡先生(島根県立大教授)です。
八雲会発行の「へるん48号」に丹沢榮一さん(東京都市大学講師)が、
2件寄稿しています。
1. 小泉一雄先生の思い出
2. 小泉時先生の思い出
丹沢さんが、時さんに会うきっかけになったのは、1993年3月、
目黒区八雲で行われた凡さんの講演会でした。(目黒八雲の会主催)
目黒八雲の会(高橋孝之代表)は、目黒区八雲と島根県八雲村(いまは
八雲町)の文化交流を目的とした事業を行っていました。
その一環として、当時八雲記念館学芸員だった凡さんに、講演を2度
お願いしています。
1. 小泉八雲を語る会 93.3.25 緑ヶ丘文化会館に
2.出雲神話を語る会 94.3.23 八雲氷川神社にて
小規模の講演会でしたが、丹沢さんのライフワークのきっかけになった
とは嬉しいかぎりです。
加えて凡さんが八雲村の人、モノを知るきっかけにもなりました。
たとえば志多備(したび)神社の神木「すだじい」です。
日本一の太さで知られています。
http://www2.izumo-net.ne.jp/oyashiro/matsue/cat44/
アイルランドにも樹木信仰があると、その後の講演でお聞きしました。
国際文化比較の好事例になっています。
このすだじい、水木しげるさんも見ています。
妖怪がいっぱいいると、大喜びだったそうです。
ただならぬ気配は、私でも感じます。
8.11 三島 八雲の会 http://yakumonokai.jimdo.com/
2011年
8月
07日
日
800 世田谷区民まつり
800 世田谷区民まつり
「世田谷区民まつり」に行ってきました。
期間、場所は8月6・7日、馬事公苑にて。
「ふるさと物産展」の一画があり、全国から37自治体が出店。
島根からは隠岐の島町と飯南町がテントを張っていました。
たいへんな人出で、けっこうな売上げになったのでは?
けやき並木の下で、涼しかったのはなによりでした。
実質的な主催者は世田谷区、JRA馬事公苑、東京農大の共催です。
東京農大の施設でポスターの掲示、パンフレットを配布するなど、協力体制ができていました。
食堂で休憩できたのは助かりました。
世田谷区在住の八雲の会メンバー・石倉君に昨年誘われていて、ようやく実現しました。
飯南町のコーナーでは、地元の奥野さん、出身者の川上さん、鉄板焼き(和牛、イノシシ)につきっきりでした。
久しぶりのイノシシは、なかなかの美味です。
協賛者のなかに、大成出版社を見つけました。
創業者の松林さんは、隠岐の島町出身です。
世田谷区と島根の2自治体との交流に注目します。
東京へ出てくるだけでなく、島根に「送客」したいものです。
8.7
2011年
8月
04日
木
799 水質日本一の高津川
犬も歩けば799 水質日本一の高津川
清流日本一といいますと、四万十川と思う方が多いのではないでしょうか。
実は島根県の最西部を流れる、高津川こそ名実ともに日本一の清流です。
ダムのない一級河川でもあります。
高津川が3年ぶりに水質日本一に返り咲きました。
おめでとうございます!
高津川といえば鮎です。
東京には「新ばし鮎正」があります。
鮎正の並でない努力で「高津川の鮎」はブランドになっています。
竿で釣ること、砂のだしかたが、品質管理の要諦と伺いました。
本店は津和野町です。
店長と相談して、お客に本店へ出かけてもらうしかけを始めています。
本店の鮎と並ぶ売りは「天然すっぽん」、旬は夏だそうです。(養殖は冬が旬)
鮎正は気軽に行ける店ではありません。
いちどだけですが、八雲の会の会場としたことがあります。
8.4 八雲の会 三島
以下、益田市からのお知らせです。
★私たちの高津川が、3年ぶりに水質日本一に返り咲きました!