ブログ:犬も歩けば 2011年11月
2011年
11月
26日
土
823 津和野と文京区
犬も歩けば823 津和野と文京区
文京区博覧会「ぶんぱく」を見て来ました。
・11月25日、26日 ・文京シビックセンター
区ゆかりの1県6都市が、各地の物産を販売していて、そのなかに「津和野町」がありました。初めての出店です。下森町長はオープニングの挨拶をなさいました。
文京区との縁は、森鴎外。津和野には旧宅や記念館があります。
http://www.town.tsuwano.lg.jp/shisetsu/ougai-kannai.html
鴎外は文京区内団子坂に30年間住んでいたそうです。
3名のかたに挨拶しました。
・商工観光課 長嶺課長 、 ・まちづくり政策課 清水さん
・鴎外生誕150周年記念事業事務局 村上さん
文京区とは今まで教育委員会が窓口でしたが、今回は商工観光課に変わっています。交流に対する意気込みを感じます。
清水さんらは冬虫夏草酒「津和野 金彩」を販売していました。発売開始は平成21年12月、まだ新しい商品です。
メーカー:金彩津和野 0856-72-4171
「津和野式冬虫夏草」にはストーリーがあります。商品開発は、切実な課題だろうと思います。
・養蚕技術の応用
・知的財産活用
・旧日原町「シルクの里」→津和野式
津和野を訪問した明治大学の学生さんが数名おみえでした。交流が始まっています。
11.26 三島
2011年
11月
20日
日
822 遣島使交流会
犬も歩けば822 遣島使交流会
19日(土)、椿山荘で開催の「第4回遣島使交流会」に出席しました。
なぜ椿山荘なのか疑問に思っていたのですが、1階に「出雲大社の神事、
石見銀山」を写真で紹介するコーナーがあるのを見て、納得しました。
かなり充実しています。今月中は見られるそうです。
遣島使は、島根県PRをミッションとし、全国800名います。首都圏
には500名で、内90名が出席でした。内13名は、島根出身でない
方です。
主催者は公聴広報課で、新任課長の栗原昌子さんが進行役でした。
第1部 講演会 万九千神社 禰宜 錦田 剛志 氏
第2部 交流会
講演のテーマは、「神在祭」でした。旧暦10月に、全国の神々が
出雲に集まるという行事、神事が、いつごろ、なぜ始まったのか。
とんでもない発想ですが、俳句の季語になるなど定着しています。
万九千神社では、神迎えも神送りも、神主だけでひっそりと行われます。
梅の枝で扉をたたいて、お立ちのときを知らせるそうです。
非島根出身者もメンバーなのが、この制度の特長です。交流会で乾杯
の音頭、半ばでのスピーチが非出身者2名だったのは、新機軸でした。
八雲の会からは、、茨城県出身で古代史愛好家の平野さんも出席。平野
さんは、持ち前の知識を、島根で制作するHPや冊子などの形にして
きました。たとえば、トラベルクリエイト(出雲市)のHP「出雲神話
めぐり旅」があります。
11.20 三島 八雲の会
2011年
11月
15日
火
821 相撲島
犬も歩けば821 相撲島
「相撲島」とは本のタイトルで、隠岐島のことです。
「相撲島 古典相撲たぎつ日」
飯田辰彦著 ハーベスト出版(松江市)
http://tprint.co.jp/harvest/022.html
著者は、1950年静岡県生まれ、慶応文学部卒、フリールポライター。
隠岐島といえば「流人」に「牛突き」と思い込んでいた、著者の驚きを伝える力作です。
驚いたわけ:
1 1.大きな祝事があるとき開かれる古典相撲では、夜を徹して数百番の 取り組みが行われる。
2.大会にそなえて各地区では1ケ月、それ以上の稽古期間をもつ。
3.その間、各地区の女性たちが食事の世話をする。
4.島の各地では毎年定期的に小規模大会、6月には全隠岐大会がある。
「隠岐の相撲文化は暮らしと一体化し、民俗としての純粋性が壊れることなく、島の風土に深く根づいていた。」
私が驚いたのは、偉大な人物の存在です。
「古典相撲」の復活(昭和47年)に貢献した、故横地治男氏。
古賀稔彦、吉田秀彦など、柔道でオリンピックメダリストを輩出した「講堂学舎」(世田谷区)の創設者です。
横地さんいわく「隠岐から相撲をとったら何も残りません。また島根にとっても、隠岐の存在がなかったら、何ともない土地になってしまうでしょう」。
私は住金で塗料の購入を担当していたとき、横地さんの会社(ダイニッカ)のお世話になっていました。
11.15
2011年
11月
13日
日
820 文京区
犬も歩けば820 文京区
文京区役所へ行ってきました。
森鴎外の縁で、津和野町とは交流しています。
1. ぶんぱく
区は文京博覧会「ぶんぱく」を準備中です。
・11月25日、26日
・文京シビックセンター
・入場無料
・問い合わせ 03-5803-1173
区ゆかりの1県6都市が物産を販売します。
津和野町もリストに載っています。
また、区内にある東大、お茶の水女子大など8大学が産学連携の成果を
発表するそうです。
2. (仮称)森鴎外記念館
森鴎外は、文京区千駄木の団子坂に30年間住んでいました。
記念館の建設を進めていて、来秋オープンの予定です。
森鴎外記念会があって、300名余のメンバーだそうです。
記念館担当の紫冨田(しぶた)さん、「交流を盛んにしたい」と。
3. ガイナ
区役所の建物は、26階の高層ビルです。中には喫煙室がつごう8室あるそうです。最初から喫煙室で設計したのでなく、転用しています。分煙機やダクトはありますが、臭いがひどく、天井は汚れていました。練馬区役所(20階)と似た状況です。
日進産業の「ガイナ」を紹介してきました。
11.13
2011年
11月
06日
日
819 錦織良成映画監督
犬も歩けば819 錦織良成映画監督
錦織映画監督による出雲路講座に出席しました。(11.5)
演題は「知られざる出雲路の魅力」。
島根3部作・ダイジェスト版の映写から始まりました。
1. 白い船
2. うん、何?
3. レイルウエイズ 中井貴一主演
私は、これらに加えて、「ミラクルバナナ」「わさお」も観ています。
監督には、八雲の会100回記念行事(2000年)で、スピーチをお願いしました。上記3部作は、その後の製作です。
旧平田市出身の監督、「ここには何もない」と言われ東京に出ています。この10年間における、映画の製作は、「地図に載らない、知られざる魅力」の発見の連続でした。「2000年の歴史がある土地は違う」そうです。
4本目の映画の舞台は隠岐、テーマは「古典相撲」と聞いて、いささか驚きました。隠岐ツアーPRのテーマとして、勉強を始めていたからです。
「相撲のはじまりは出雲」という説がありますが、隠岐ではいまも原型が生きています。大相撲が揺れているいま、「古事記1300年」の島根から、発信する意義は大きいと思います。隠岐の海ががんばっていて、絶好のPR機会ではないでしょうか。
監督の名刺、会社は島根の住所でした。
護縁株式会社 出雲市平田町 0853-31-520
11.6
2011年
11月
05日
土
818 ポイントカード
犬も歩けば818 ポイントカード
島根にとってA級情報だと思いますが、うまく伝わりますか。
住友生命の紹介で、説明を受けました。
先方は株式会社サイモンズ(本社:日本橋本町 設立:平成14年)。
斉川満社長は元JALで、JALカードを担当していた方です。
「サイモンズ・ポイントカードシステム」は、商店街や企業がバラバラに発行していたポイントカードを統合する仕組みです。
3方にメリットがあります。
1. ポイントが早くたまる。(顧客)
2. 社内での引当金処理が不要になる。(加盟店)
3. 失効ポイントを再利用できる。(社会還元)
ポイントカードを持っていても、使っていないかた、多いと思います。
「失効ポイント」というそうで、「これを生かして地域活性化につなげよう」、というのが同社のメッセージです。
北海道が先行しています。人口7千人の鷹栖町では、町に愛着を感じてもらえるかたであればOKの「たかすサポーターズカード」を発行し(約900人)、2年間にたまった失効ポイント30万円で、児童図書の購入にあてています。
サイモンズ社のビジョンは、「人を変える・地域を変える・日本を変える」です。
北海道から島根への飛び火を期待します。
ご希望あれば面談メモをお送りします。 11.5