日本人の主食・コメ。深刻化するコメ離れとは裏腹に、玄米、精麦、発芽玄米などの「健康米市場」は成長しています。(玄米白書2019)
島根県出雲地方企業による3つの動きをご紹介します。
1.超高水圧加工玄米
6000気圧に加圧すると、物性変化して(特許取得)、「炊き易く、美味しい玄米」になります。
さとやま食品(飯南町)が、(全国展開の)企画、販売中です。
島根県産業技術センター、島根大学医学部、同志社大学医学部による研究がなされ、「骨密度の増加」、「認知機能の低下抑制」「やるき向上」などの効果を明らかにし、エビデンスを取得してきました。
2.金芽米
新しい精米法により、うまみ層(亜糊紛層)と発芽の基底部「金芽」を残したお米です。
JAしまねの事業で、2017年4月、やすぎ精米センター(安来市)を新設しました。
地元では米穀店などが「金芽ロウカット玄米・島根県産きぬむすめ」(無洗米)を販売しています。
「健康になぜいいか」を島根大学に研究を委託しています。(島根県)
3.奥出雲玄米食堂井上
井上醤油店(奥出雲町)の事業で、4店舗ほど(川口、越谷、沼津、堺)の外食店を各地で展開しています。
奥出雲産の厳選調味料を使用しじっくり炊き上げた玄米ご飯と、豊富なおかずを楽しむ店です。
井上醤油店は早くから首都圏進出し、「安全安心、上質」のイメージを作ってきました。
玄米食堂の展開に、今回も先見性を見ます
8.8 八雲の会 三島