· 

1138 熱中症対策

 8日、板橋区で開催の「第22回いたばし産業見本市」を覗いてきました。お目当ては島根県に縁のある日進産業「断熱セラミックGAINA」のブースです。(石子社長は益田市出身。雲南市に島根工場。)

 パネルで「体育館へのガイナ施工実績」を表示していました。全数は23件で、愛知・山口・熊本は各1件、大阪は2件なのに、兵庫は18件と断トツに多いのです。「兵庫県の県立高校では夏の暑さ対策でガイナが標準採用されております。」と説明しています。

 標準仕様になっているとはまったく驚きました。当局はどのような評価をし、どのような通達が出ているのでしょうか。高校だけで小学校、中学校はどうなのか、体育館だけで校舎はどうなのか、疑問は尽きません。

 「屋内熱中症」が発生しやすくなる温度は30.8度だそうです。
案外低いですね。「身体の状態によっては、気温30.8度以下でも熱中症に陥ることがある」そうです。(昭和大学病院 三宅康史教授)

 今夏の「命にかかわる暑さ」は、今後も続くのではないでしょうか。
子供たちを熱中症から守ることは、喫緊の課題のように思います。

 ところで「温度を下げるのはエアコン」という常識が疑われ始めています。地球温暖化の原因になるとの理由です。エアコンといえばダイキンは有力な企業です。そのダイキンは「塗るエアコン」というキャッチフレーズで、「遮熱塗装」を商品化し、販売しています。商品名はZEFFLE、パンフレットがあります。

   11.12 三島 八雲の会