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1124 和紙工芸家 野崎ふしみ氏

 著書のご紹介です。

   タイトル 時の証(あかし)  著者 野崎ふしみ

   発行元  (株)かもす    定価 1500円+税

 

 安来市在住の和紙工芸家、野崎ふしみ氏の波瀾万丈の70年の自伝です。プロデュースしたのはハウジングエージェンシーの三島俊介社長。三島さんの言葉によれば「一言で本当に凄い人だということです。」

 

 凄い理由に海外でのご活躍があります。英国、米国、台湾、フィリピンなどで「日本伝統和紙工芸展」を開催。韓国では教室を運営。ワシントンDCの在「女性芸術美術館」に登録。ホワイトハウスへの招待を受ける、等々。海外でアクシデント、トラブルは付き物ですが、対処が見事です。

 

 和紙は世界遺産に認定されましたが、環境には厳しいものがあります。用途開発が課題だろうと思います。和紙を材料とする野崎さんの仕事は、アート(具象から抽象まで)から日用品(美装紙)まで、広角度なのが特徴で、用途開発には貴重な存在だろうと思います。美装紙は化粧の汚れ、皮脂、塩分などを落とすことができますが、水に濡らして使うのには驚ろいたものです。

 

 ところで八雲の会のテーマは「島根へ送客」です。遠くて高い島根に行ってもらうのは容易でありません。サービスが大事との意見があります。最大のサービスは「人物に会ってもらう」ことでないかと考えています。安部信一郎氏(出雲民芸紙)、藤岡大拙先生、小泉凡教授、中村ブレイス社長などとの面談、食事をセットして喜ばれました。野崎さんを紹介していこうと思います。「ふしみサロン・ド・ギャラリー」では食を含めた「ふしみスタイル」を体験できます。