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1110 ポケットに入る防災用品「べんり袋」

 26日、浅草(都立産業貿易センター)で開催の「東京くらしのフェスティバル」(主催:中小企業振興公社)に行ってきました。浅草は外国人でいっぱいです。

 出展企業は70社ほどですが、私はノベルティを出展している1社に絞っていました。(株)公電テクノ(川口市)です。主な事業は電気工事会社ですが、商品開発部が独自商品を開発し販売しています。
   www.koudentechno.jp/

 商品はポケットに入る防災用品「べんり袋」。普及しているポリ袋に水を入れると角から破裂し、役に立ちません。「べんり袋」は耐圧性を大幅に改善し、水漏れしません。(特許取得)

 用途は・火災時の煙から身を守る空気の確保に ・汚物・嘔吐物等の始末に ・飲料水を確保、貯水袋や氷のうに、などです。売価は2枚で150円。

 発明したのは同社取締役の古内衣枝(きぬえ)さん。NPO女性発明談話室舎光会の理事長でもあります。意欲にあふれ、元気いっぱいの方でした。本部は川口市ですが、遠方の会員もいるそうです。
  http://shakoukai.jp/

 開発の動機は、消防訓練の折り、消防士さんから「ビニールの袋を過信しないように」と聞かされたことにあります。学んでから十数年が経っています。

 名刺をお渡ししたところ「八雲の会」の記載を見つけて、「小泉八雲の関係ですか」と問われました。小泉八雲にも関心をおもちで、曾孫の凡先生もお知り合いと聞いてびっくりです。

   11.27 八雲の会 三島