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1105 本「日本再発見紀行」のご紹介です。

 雨森理克(まさかつ)さんから本の贈呈を受けました。
  「日本再発見紀行」
    著者  (一社)ディレクトフォース観光立国研究会 
www.directforce.org
    発行所 文芸社
    定価  1200円+税

 雨森さんは伊藤忠OBで、しまね産業振興財団に席をおいて、島根県の仕事をしていただいた方です。
島根県出身ではありません。

 昨年3月、高校時代の友人たちとなさった島根旅行のお手伝いをしました。目玉は小泉八雲の曾孫・凡さんをご紹介して、旧居の案内、会食をセットしたことです。

 この本の執筆者は企業OBなど55名。すべての都道府県を1~3編、計71編を収めています。島根県は幸い2編で、内1編を雨森さんがお書きになっています。タイトルは「銀山・神楽・石州瓦に小京都津和野」。

 石州瓦は三州、淡路に次ぐこと、焼成温度が高く凍害や塩害に強いこと、「赤瓦」と呼ばれ、山陰各地で美しい景色を見ることができるという紹介は、雨森さんならではの記述です。出身者によるお国自慢でない、知られていない名所の再発見にこの本の意義があります。

 観光産業に期待があります。観光であれば、島根も横一線でがんばれるのではないでしょうか。石州瓦を観光にもいかしたいものです。

 日経電子版の記事を添付しました。

 雨森さんの文章を希望の方、三島までメールをお願いします。

  8.1 三島 八雲の会