１１日、文京区で開催の日本遺産認定記念シンポジウムに行ってきました。主催は島根県教育委員会、津和野町。津和野町と文京区は森鴎外の縁で、交流があります。下森町長、成澤区長の挨拶がありました。 
　日本遺産認定は、文化庁の旗振りで、昨年から始まっています。津和野は認定１期生です。（たたらは２期生）田中課長補佐の説明によれば、歴史文化資源を（保存でなく）、「観光に活用」が狙いです。 
　津和野は鴎外や西周が見た風景とあまり変わっていないことを売りにします。都会人にとって落ち着けることは魅力になるだろうと。 
　日本遺産審査委員会委員の下村東大大学院教授から、「津和野はプレゼンが上手かった」とのコメントがありました。「小京都」で長男格だった津和野、日本遺産では長女になってほしいものです。 
　「日本遺産センター（6名体制）」を昨年１０月に開設するなど、サービスが整ってきているようです。　　☎0856-72-1901　 
 　京都で「町家ステイ」を展開している庵プロデュースによる「津和野 町家ステイ戎町（えびすちょう）」が今秋オープンします。駅より１０分、１棟貸しで贅沢感を満喫できます。梶浦社長は江戸っ子だそうで、面白いことです。
　　http://www.iori-produce.com/会社概要/ 
　　９．１３