1002 たたらは生きている

 26日のNHKサキどり「旅する経済」は、「島根の鉄=たたら」を
テーマにしていました。なかなかよくできた番組だったと思います。

1.たたらは生きている
 たたらは弥生時代に始まった技術ですが、いまも生きています。
 日刀保たたら(奥出雲町)で、年2回行われる操業により、玉鋼を
全国の刀匠に100%供給しています。これだけでもすごいことです。
 今回の見どころは日立金属(安来市)の登場にあります。カミソリ
用材料の世界シェアを6割と言っていました。これもたたらの系譜に
あるのです。
 航空機部品に進出すべく、70億円(真空溶解炉)の投資をするそ
うです。知る人ぞ知るでしょうが、NHKで全国放映した意味は大き
いと思います。

2.鉄の道文化圏
 「鉄の道文化圏」は、1町2市で構成します。
 「砂の器」の舞台として有名な奥出雲町の「亀嵩駅」を、「鉄の道文
化圏」の入口とし、奥出雲町→雲南市→安来市の順で紹介していました。
 主なスポットは次のとおりです。
  ・奥出雲町:日刀保たたら、棚田風景(鉄穴流し)
  ・雲南市:菅谷高殿と山内集落、田部家土蔵群
  ・安来市:日立金属、和鋼博物館
 
3.語り部
 ナイアガラ滝のように一目ですごい!というものではありません。きち
んとした解説が必要です。3名を紹介していました。
  ・木原 明氏 日刀保たたらの操業責任者 村下
  ・朝日光男氏 菅谷高殿・山内生活伝承館 施設長
  ・藤原 洋氏 元吉田村職員、
         全国地域ミュージアム活性化協議会 事務局長理事
             
  4.27 三島 八雲の会