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980 吉田ふるさと村(雲南市)

 

 イング総合計画社長の斉藤俊幸さんは、古くからの八雲の会メンバー

です。この10年は地域再生マネージャーとして、熊本・高知など各地

に入り込んでご活躍です。斉藤さん主宰の荒尾再生メーリングりストは、

全国の官民が注目しています。

 

 今年からは大阪府能勢町がフィールドです。11月10・11日の両

日、雲南市の視察旅行を提案し、総勢13名で実施しました。目的の一

つは「吉田ふるさと村」。玉子かけご飯専用醤油「おたまはん」で名を売

った会社です。以前、斉藤さんと訪問していた経験が生きました。

 

 本日読売朝刊、大阪市大松永桂子准教授のコメントです。「地域密着の

社会的企業では、『吉田ふるさと村』という会社がいい例だ。住民が出資

した組織で約50種類の地域商品を企画・製造し、収益の一部を地域バス

の運行受託や水道工事業務などに充て、約70人を雇用している。」

 

 吉田ふるさと村の新しい事業に「観光事業部」があります。「出雲神話」

や「たたら」などの地域資源を活用して着地型観光を展開しています。加

えて企業の視察旅行も可能性がありそうです。バスチャライズ牛乳の元祖

、佐藤忠吉さんが創業した「木次(きすき)乳業」があり、2枚看板にな

りました。

 

11.20 八雲の会 三島