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920 「分とく山」総料理長 野崎 洋光さん

 読売新聞7.19が、「福島産 おいしいよ」と、「分とく山」総料理長 野崎 洋光さん(60)を大きくとりあげています。

 「分とく山」(港区)は「ミシュランガイド東京・横浜・湘南」で二つ星の評価を得ており、野崎さんはテレビでよく見かけます。

 福島出身の野崎さん、風評被害に真っ向から立ち向かっています。

・お客さんは、「放射能物質を検査しているから安全です」と言えばわかってくれます。心配なんてしていませんでした。その後も県産の農産物を使っています。

・原発事故は不幸な出来事でしたが、それをきっかけに福島の優れた食文化を見直すことができた。

・福島でも、県産野菜などを食べたがらない人がいるのは心配です。地元の人が食べないのに、どうして県外の人が食べてくれるのか。 

 野崎さんの出身地は古殿町。石川町(加納町長は島根出身)はとなりです。

野崎さんは学法石川で学んでいます。

4月石川町を訪問したとき、町主催「料理コンテスト」発表会の模様を見ました。全国から作品を募集し、野崎さんが審査委員長として発表していました。一流のやりかただなと思ったものです。

ところで「分とく山」の野崎さんに思い出があります。10年ほど前、しまね産業振興財団勤務だったころです。島根県東京事務所を通して、生きたドジョウの評価をして欲しいという依頼がありました。紹介いただける方があって、野崎さんにお願いに行きました。きちんとした報告をいただいたことを覚えています。

野崎さん、島根と縁がつながっていますし、お世話になったこともあります。

 

   7.20    三島 八雲の会