ブログ:犬も歩けば 2014年6月

2014年

6月

26日

963 住友銀行

ゆとりあるシニアを対象にした「高品質旅行」を提案しています。

20日から2泊3日、旧住友銀行同期入行6名様による「島根旅行」が
終わったところです。幹事から「たいへんよかった、感動した」と報告が
あり、安堵しています。

島根にナイアガラの滝があるわけではありません。「案内人」こそが
命だろうと思います。歴史博物館(歴博)、出雲大社、風土記の丘、
足立美術館については、しかるべき方にお願いをしました。石見銀山、
松江城は公表されているガイドにお願いをして、好評でした。

石見銀山見学には、大田市が誇る「小さい・世界企業、中村ブレイス」の
訪問を提案しました。当日は中村社長自らが案内をされました。皆さん
現役のビジネスマンですので、知ってもらった意味は大きいだろうと期待
します。 http://www.nakamura-brace.co.jp/

歴博の358本の銅剣、39個の銅鐸には目を瞠ったそうですが、
国宝「神魂神社」の気配にもうたれたそうです。八重垣神社は賑わって
いますが、近くにある風土記の丘や神魂神社にも足を延ばしてもらって
正解でした。

6.26
三島律夫

2014年

6月

07日

962 小泉八雲講座ー5

第5回(最終回)小泉八雲講座の講師は、作家の出久根達郎さんでした。1944
年、
茨城県生まれ。高橋一清さん(元文芸春秋)によれば、「中卒で古本屋の小僧とな
り、漱石
を大学として学ばれた」そうです。

面白いと思ったお話、次のとおりです。深い知識がすばらしい!
ツナミという言葉を、最初に日本から発信したのは八雲だった。八雲の掌編「生神
様」は
幕末に起きた安政南海地震の大津波を題材にしている。稲むらを焼き払い、危機を伝
え、
村人を救済した濱口梧陵に八雲は感動を受けた。濱口は勝海舟のパトロンのひとりで

あった。

「停車場にて」で、熊本の巡査が、親を殺された童に「これが犯人だ、つらいだろう
がよく
顔を見ておきなさい」という場面がある。犯人は泣いてわびをいう。この巡査は井上
兵太と
いう居合の達人だった。巡査の人柄の裏側が面白い。

八雲夫人のセツの役割が大きい。話をふくらませている。作家だったともいえる。漱
石夫人
は悪妻といわれるがとんでもない。頭がよかった、達筆で筆跡が漱石に似ているし、
あて
字まで似ている。夫人が書いていた?

出久根さんのエッセイ「乙女シジミの味」に、宍道湖シジミがでてきます。
「ま冬の早朝に飲む熱いシジミ汁は、鳥肌が立つおいしさだ」
「中でもシジミ汁が抜群であった。深山(みやま)シジミという。別名を乙女シジミ
という
が、これは御留、藩主が捕獲を禁じたシジミから転化した名という」。
本を持参しサインをもらいました。

6.7 三島

ご案内します。
 小泉八雲没後110年記念企画展「ヘルンと家族」
  14.4.28~15.3.29 小泉八雲記念館(松江市)
   www.matsue-tourism.or.jp/yakumo






2014年

6月

03日

961 福島県二本松市

5月22日から1泊2日、9名で、二本松市へ行ってきました。マイクロバスで

したが、片道4時間ほどかかります。

 

22日の行き先は、東和地区(旧東和町)。「養蚕日本一」だった地区で、いまは

有機農業が盛んです。農業(野菜、果樹)に加えて加工品(酒類、果汁)、ツー

リズム(農業体験、農家民宿)の三位一体で、活路を拓こうとしています。助け

合い(ゆい)の精神が生きているそうです。

 

ふたりの語り部をご紹介します。ひとりは「NPOゆうきの里」の武藤専務理事。

「県や市がしないから自分たちがやる」と気概をお示しでした。事業は道の駅の

運営管理、野菜販売、放射能検査などです。なかでも「里山復活」を目標に、多く

の大学に調査を委託していて注目しました。フィールドワークの学生たちは、農家

民宿を利用しています。

 

もうひとりは、「ふくしま農家の夢ワイン㈱」の斉藤社長。東北で2番目のワイン

特区認定を受けています。ブドウ栽培により耕作放棄地の解消、ワイン醸造を通じ

て都市との交流を期待しています。リンゴから作るシードルは、昨年から販売を

始めました。斉藤さんには、特技のそばを打って、歓迎してもらいました。

 

23日は旧市内の、霞が城公園、智恵子生家・記念館などを見学。お城では二本松

少年隊の悲劇を学びますが、整備の行き届いた樹木、滝の配置などで、公園として

も楽しめます。天守閣跡までは健脚が求められます。

 

智恵子が「青鞜」の表紙を描いたとは知りませんでした。ハサミで切ったコラージュ

の「紙絵」は見ものですが、これも知りませんでした。一見の価値ありです。

 

大げさですが驚嘆したのは蔵元「大七」です。洞爺湖サミット、OECD会合晩餐会

の乾杯酒に採用されました。修道院をイメージしたひときわ目をひく大きい建物が

2棟。製法は伝統の純米生酛造りを守り、精米や蒸し米に独自技術を使っています。

専門の案内人がいて、試飲もあり。遠くの人もひきつける要素が揃っています。

 

東和地区の農業と、旧市内を組み合わせて新しいツアーの商品化をめざしています。

 

6.3 三島 八雲の会

 

 

 

 

2014年

6月

01日

960 民芸品

「民芸品、若い世代に安らぎ 北欧インテリアともマッチ」なる見出しの新聞記事
に注目しました。(読売 5.22)

民芸品は1960~70年代にブームとなりましたが、一方で「観光地にあり、
田舎臭くて安いもの」という負のイメージもできあがっています。

流れを変えてきたのはセレクトショップ「ビームス」です。2002年に「北欧から
民芸へ」と提案する新ブランドを作りました。陶器では出西窯(しゅっさいがま
出雲市斐川町)を選び紹介、販売してきています。

今の若い人たちはかつての民芸ブームを知らないので、手仕事の品が新鮮に見える
ようです。比較的安い民芸品は、自分なりのライフスタイルを表現しやすい。均一化
や大量生産の反動として、地域にしかないものの価値が高まっているようです。

島根は、民芸運動が盛んだったことから、展示施設、工房、窯などが多くあります。
  展示施設:足立美術館、安部栄四郎記念館、出雲民芸館
  工房:出雲民芸紙工房
  窯:出西窯、湯町窯、森山窯ほか

アピールする絶好の機会がきています。この流れに乗りたいものです。

ご希望の方、新聞記事をお送りします。

6.1 三島 八雲の会